視野拡大の試み
あまり政治的な事は考えたくないのですが、日本と韓国との関係が悪くなっているので、韓国は(今だけではなく、過去も含めて)どの様な背景や考え方を持っているのかを楽しんで理解したいと考え、韓国の人気小説を読んでおります。今まで読んだ小説は以下の二つです。
・82年生まれ、キムジヨン
・アーモンド
どちらの話も内容は共通してないですが、韓国はIMF通貨危機等の経済危機を経験して、常に他人と競争しないといけない環境(考え方)が続いている事を知りました。
キムジヨンの方は男尊女卑に対し程度の差はあれ、日本とほぼ同じという事が分かりました。韓国の方が法整備は迅速ですが、それに人の認識(文化?)が付いてきてなく、結局変わる必要があるのは人だという事が分かりました。
アーモンドはサイコパスの主人公とその周りの登場人物だけの話に見えますが、実は最もサイコパスなのは物語に出ていない人達という事が分かります。つまり他人を顧みない(共感しない)人々の多さを著者は嘆いているのです。
以上の事だけでも、韓国では表舞台に出てくる人だけでなく色んな人がおり、かつ韓国ならではの事情もある事が少し理解出来ました。少しずつでも良いので、相手への理解と共に自分達(祖先)のやってきた事を理解出来ればと思っています。
(本屋で久しぶりに大学受験コーナーに行き、世界史と日本史の図説資料を買いました。これらを子供の世話をしながら、楽しんで見て主観ではなく客観で子供達に歴史認識を伝えられれば良いですね笑)
御一読頂き、ありがとうございました。